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ラ・ママ編 (1)

12月23日夜マティから電話があり、ラ・ママの火事の事を聞かされる。
「楽屋側から火が出て扉が焼けて店内に煤が入っただけで、年内に再開できるんじゃないかな?」
軽い小火程度?そんな感じの話で、私は「正月休みにエアコンの清掃してやるから感謝しろよ〜」と言って電話を切った。マティは顔が広く色々な事に対処出来るので、私が出しゃばる事はないと、その時は思った。

12月24日会社に事情を話したら「正月休み中好きに使って良いよ〜」との事。ただ倉庫が埼玉県朝霞市にあるので「車の手配やらで面倒だな〜」とか思ったりしたが、ライダウンの機材車で、きゆなに運転手と手元をやらせて、揚げ物腹一杯食べさせとけば大丈夫なんじゃないかな?とも思った。

夜、秋間さんから電話。アンプ類の点検、修理、保険屋さんに出す見積もり作りを引き受けたとの事。男秋間経夫素早く的確な対応だ!
見舞金に付いての話し合いをするのだが、もの凄く正直な話私はあまり金銭的な余裕がない。
こんな時は「社長!今まで本当に世話になったから、これ取っておいて下さい」とか言って100万円くらいポーンって出せたら格好良いと思うし、ラ・ママ救済ライブ!とか言って渋谷C.C.Lemonホール(渋谷公会堂)クラスでガッツリお客さん集めて収益を寄付した上で、ステージからカンパをつのったり何かした上で「これからもラ・ママをよろしく!」なんて事が出来たなら・・・・・・・
それは私じゃなくて大成功したバンドマンにやってもらいたい。

誰か代表して集めるとか、ラ・ママの口座を公開して見舞金を募るとか色々話したが、私が音頭を取ると規模が小さくなるので、それは人徳のある人か大きな動きに発展出来る人間に託すべきだと思い、私が動いてもさしさわり無さそうな人間に見舞金を持ってラ・ママに行くよう連絡する。
みんなラ・ママの事を心配しているのが伝わってくる。

12月25日マティに電話で状況を聞く。
年越しと27日の変わりの会場が決まり復旧に向けて順調に進んでいるとの事。その話をしている後ろで「オーバーホールに出してからじゃなければミキサーに火を入れる(電源を入れるの意味)べきではない!」とPAの石崎の声が聞こえた。「んっ!ミキサー卓も煤を食らったのか?」石崎に任せとけば間違いないので私の出しゃばる事ではないが不安になる。
「んっ?って事は調光卓も煤を食らったのか?」今ラ・ママの照明スタッフは殆どが女性でハードな部分(主電源からの引き回し等)のメンテナンスが出来る人間がいないはず・・・・・・
不安になるが、私が手出しできるものでもないし・・・・・・
26日は会社の忘年会で、27日仕事終わり次第行くと伝えると、その日はラ・ママの人間はいないので28日にして欲しいとの事。

12月26日忘年会
仕事を終え忘年会。ここ数年、新宿のかに道楽で忘年会〜ゴールデン街の「青春」でオーディオのチェックがパターンとなっている。

12月27日ラ・ママ復旧準備
状況が把握出来ていない中で、アバウトにでもスケジュールを切っておくべきと思い、年末動ける人間の確保をしようとするが、無給である事とラ・ママに対して思い入れがある人間でハードな作業を出来る奴は私の周りには意外に少ない事に驚く。
念のため近所の飲み屋友達の大工に事情を説明してスケジュールを借り抑えする。この場合お金が動くのでどうしたものか?とも思ったがラ・ママの為なら動くしかなかった。

12月28日
もの凄く下らない事なんだが、今年の正月休みは、アナログ音源のデジタル化の作業を「あ〜でもない、こーでもない」しようと思い色々なパーツを買い揃え、CDのラックを木工とアクリル板で作ろう!とアクリル加工は業者に頼んで既に出来ていて、木工の構造も頭の中にあったので後は正確な寸法を出すだけで、楽しい正月になるはずだった。

年内最後の仕事を終えラ・ママに向かう。大島ラーメンを過ぎて坂を上ると直ぐに火事後の匂いがした。
「既に4日経過しているのにこの匂いは小火じゃなかったのか?」急いでラ・ママに入るとそこに恐ろしい地獄があった。

そして一番恐ろしい事は、今ここが地獄だと気づいているのが私一人だった事だ。

つづく

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Comments

trashさま
>karibowさん、明けましておめでとうございます。
おめでとうございます!(現在1月28日・・・・・)
>健康で今年一年もお過ごしくださいm(__)m
復旧作業で皮膚がボロボロですが、頑張って体調も復旧させます。

ぴょんさま
>「こりゃ、しばらく無理だ」と思いました。
私も思いました。
>みなさんのご尽力があったからでしょう。
なんか、日に日にみんながたくましくなっていくのが素敵でしたよ。

Posted by: Karibow | January 28, 2008 at 01:32 AM

私は25日に様子を見に行ったのですが、
「こりゃ、しばらく無理だ」と思いました。
こんなに早く復旧できたのは、Karibowさんはじめ、
みなさんのご尽力があったからでしょう。
お疲れさまでした。

Posted by: ぴょん | January 09, 2008 at 12:38 PM

karibowさん、明けましておめでとうございます。
健康で今年一年もお過ごしくださいm(__)m

えーどうなっちゃたの!?ラ・ママ(*_*)
早く続きが読みたいです。
火事は思い出も持っていくから泥棒より怖い…火の用心ですね。

Posted by: trash | January 09, 2008 at 09:59 AM

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