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ラ・ママ編 (5)

12月29日
現場監督初日。私がまずすべき事は今入っている業者さんとの信頼関係を築く事。正確には何を出来るか、何を知っているのかを理解する事だった。
丁重に挨拶し、経緯を説明し、プランを話し何を何時までにやってもらうかを話した。が、「材料屋が今日でしまるから無理。材料屋が開くのは7日からだから工事はそれから」との返事。予想した通り厳しい戦いだ。
昨日の時点で、この業者さんがやった仕事は細かくチェックしてある、材料は東急ハンズで買ったものが混じっている。頭は空調屋・・・・確かに私の会社の使っている材料屋も今日が仕事納め・・・・やっぱり工事屋じゃない。
私を含め肉体労働者は、お盆や年末休みたがる、工期が伸びそうな時は、材料屋が休みとの嘘をよく使うので、昨日の時点で材料調達方法は調べてある、私に嘘は通用しない。

材料は業者が手配する事、軽天の柱は専門業者が行う事が決定。これで業者さんが今日やる作業が決まる。
ここが、ライブハウスである事、でかい音が出る事、年明け直ぐに営業再開する事、何一つ理解せずに、昨日まで行き当たりばったりで切ったり張ったりしていた訳だ。恐ろし過ぎる!

PAスタッフがやってくる。機材の運び出しとケーブル磨きを指示するも、運び出す場所が無い・・・・・
201号室は運悪くプロトゥール導入により改装中で、楽屋は31日楽屋で使用するとの事。取りあえず201号室の整理から始めてもらう・・・・・って言うかレコーディングスタジオ後回しにして、テーブルもソファーも捨てるように説得。

全く機能していない排気を調べると、逆回転してる「何なんだこの工事は?」逆相にして排気開始!片肺ながら蘇生。
久しぶりに店内に風が吹くと同時に吸気口からゴミが吹き出すがしばらく我慢。店内に舞い続けるしつこい煤が少しでも外に出せれば掃除の効率も上がるはず。みんなが頑張って磨いた努力を生かさねば。

配管屋さんがやって来た。丁重に挨拶し、経緯を説明し、作業内容を確認すると「天井を壊す作業は今入っている業者がするはずなのに・・・」との事。業者さんと話合い、業者側は「忘れてました」との事。
その間、配管屋さんと相談。一階部分は昔喫茶店で今は飲食店ではないので、使っていない配管が沢山あるはず、それを殺して欲しいと頼むが「一階が改装して、配管繋いだらどうする?そんな工事俺は出来ないね!」と職人らしい返事。
一階とは営業時間がズレているのだが、リハーサルはもろに営業中、もの凄い迷惑をかけているはず、天井内の砂袋の量を減らす分、配管を減らして遮音したいと私は考えていた。
一階部分との接合部分が変形して配管が上手く繋がらない所をバーナーを使って上手につなげて行く。「上手いな〜」と関心。この人なら何か分かるだろうと遮音の方法を相談すると色々教えてくれた。
配管屋さんは短時間で作業をすませて帰って行く。職人のあるべき姿だと思った。
これで一階のトイレが使える様になるのでちょっと安心。ラ・ママは被害者であるが、こうした意味では加害者でもある。現場監督が考えなきゃいけない事は山ほどあるな〜〜

つづく

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Posted by: みんな の プロフィール | January 13, 2008 at 06:18 AM

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