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カラス

ライブの時に「使い捨てのライター」って曲の説明で話した事なんだが、空調屋の仕事がら屋上での作業が多く、そこでカラスとの対決をしいられる事がある。

威嚇で鳴く時は視界に入りやや高い位置から、威嚇攻撃をする時は視界から外れた位置からやってくる。相手は自由に飛べて、爪とくちばしと武器があり、私は丸腰で勝負にならない。
無駄だと思いつつ「君が面白半分で保温材全部剥がしたからクーラーきかなくなったんだよ」「それで私が修理に来てるんだから、君にも責任あるだろ?」「邪魔するのはおかしくないか?」とか言って「説得」してみる。

不思議なもので1〜2時間もすると威嚇をやめて、ちょっと遠くから私を観察する程度になる。ひょっとしてカラスは人間の言葉が理解出来る頭の良い鳥なのかな?と思うのだが、次の日の朝にはまた威嚇してくるので「もう忘れたのか?やっぱり馬鹿か?」と思う。まあカラスに説得を試みる私も相当の馬鹿だったりするんだが・・・・・

ちょっと前、私の部屋の前にある地下の機械室の入り口で、1メートル20センチ程度の扉を飛び越えられない弱ったカラスがいた。前日位から変な音がしていたのと、やたら野良猫が騒いでいたので、1〜2日そこにいたのだろう。
私はこのカラスが可哀想という気持ちはなく「そこで死なれたら迷惑だから」と思い扉を開けた。
ヨタヨタと歩いて振らつきながら自転車に飛び乗り、そこから頑張って隣の塀の上まで登った。「野良猫の玩具になって死ぬか、仲間に襲われるかして生きては行けないだろうな〜」と思った。

約一週間後、玄関でカサカサと音がするので見てみるとカラスがいた。比較的小さめだったのと羽の傷であの時のカラスだと判った。わざわざ無事を知らせてくれたのだと思い一瞬感動するが、そのカラス図々しく部屋に入ろうとしてきた。
自然界で生きて行けないので、私に飼ってもらおうと考え家に来たとしたら、カラスは相当頭の良い生き物だ。
が、私がカラスを飼う意思が全く無い事を判っていないってのは、やっぱり馬鹿なのかもしれない。

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Comments

KARIBOWさんの説得がカラスの心に届きますよーに

Posted by: さねー | July 16, 2007 at 10:29 PM

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