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ミュージシャンの姿

11月23日に向けて広瀬"HEESEY"洋一とのリハーサルの時。
1回目のリハーサルで十分な出来上がりだったのだがグルーブとして幾つか曖昧な部分があった。次の日、何曲か参考曲をMDに入れて渡してから数日後2回目のリハーサル。
楽器自体が良いのもあるが、スゲ〜〜〜良い音。バンド、機材、コンビネーションを把握した上で音を作っているのが判る。

当たり前の事だがスタジオに入ってから出来る事って少ない。もの凄く上手くて引き出しが多くて頭の切り替えが早くて限りなく発想出来る奴は別として、スタジオに入る前に「何の準備してきたか?」でリハーサルの密度が決まってしまう。
同じミスを繰り返されればバンドのテンションも下がるし、お題目の様に「頑張ります」と言われてもクリアー出来るレベルまでアレンジを変えるべきかの判断も鈍る。お互いのプレーを確認し、それを舞台に上げる為の整合感やダイナミックスの確認をする事がリハーサルだと私は思う。

広瀬"HEESEY"洋一レベルがスタジオに入る前に準備してくる事に衝撃を受ける。正確には感謝かな?
軽くバンドグルーブをチェックしてからHEESEYから楽曲に関する説明。「このフレーズは捨てた、これは生かした、ここの決めはスカす、ここは合わせる」そう言ってからAメロを弾いてみせて「基本のグルーブはこれで、あとは気持ちで持っていくから!」
笑いながらケンヤのカウント。演奏が始まる「気持ち」が伝わってくる。流石三国さん左手のフレーズを省略しHEESEYのグルーブを半歩前に出す。

1127ここに集まってる全員が何日後かにステージに上がって何をするかを良く判っている。
曲の展開部分でHEESEYがサンダーバードのヘッドを前にし、ボディを体の右側に構えて腰を落とす。ジョニー・ウインターのレコードジャケットの様だ。
リズムがバウンドしたりシェイクしたりする瞬間を体現出来る人間だけがロック・スターだと見せつけられる。

オールドのサンダーバードはバランスが悪く手を離すとヘッドが下がるもの。HEESEYは身振り手振りで話す時、右足に重心を置き、少し上体をそらす。その姿勢だとサンダーバードが水平で止まる。いったいどれ位の時間ベースを下げて来たのだろう?と思う程安定した姿で、サンダーバードから手足が生えている不思議な生物なんじゃないかと思えた。

ミュージシャンの正しい姿があるとしたらきっとこんな感じなんだろう。

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